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急に思い立って(こればっかりだな…)、簿記1級講座に申し込んでみた。
実は、3級2級とお世話になった学校に1級も申し込んで、通っていたんだけれど、
挫折した…。
一応、だいたい通ったんだけれど、引越しの忙しさとか、あまりにも分からないとかで、挫折。
勉強しないのがいけないんだけれどね。
一応、申し込んでしまったので、6月の検定も多分、受けにはいくかな…。うちひしがれに。
面倒くさくてやめちゃうかもしれないけれど。うーん。その日にならないと分からないけど。

今、何度、教科書を見直しても分からないっ。
ここまで勉強していないと、先生方にききにいくのも、気が引ける、というか質問の仕様がない。
ごめんなさいっ。と言う感じ。

今回申し込んだのは、通信。
通学でダメだったのに、通信なんて、もっとダメな気もするが。
11月検定を一応、目指そうと思うので、週4コマ授業をこなす必要があって。
週2コマの通学でついていけなかったのに、週4の自宅学習は余計ヤバイ気がするが。
通学が結構、厳しい状況で(その割りにピアノレッスン通いたいとか目論んではいるが)、
悩んだけれど、通信にした。
半年、果たして自宅で学習するのだろうか?大いなる疑問だ。
一応、ブログに記述しておこうかな、と。備忘録。
ま、一年ほど前にも、頑張ると記述してたけどね…。
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久々に爪を限界まで短く切った。
体験レッスンとは言え、実に8年ぶりに『ピアノの先生』に習いに行った。
グランドピアノに触るのは、いつぶりだろう。10年近く触っていないかも。
日頃から短い爪だけれど、ピアノを弾こうと思って丁寧に切った爪はやはり感触が違う。
8年ぶりに空気にさらされ、かなりの圧力がかかった私の指先は、痛い、と悲鳴を上げている。

緊張の中、レッスンスタート。
ハノンの一番を取り敢えず弾くように指示される。
レッスンで先生に見ていただいたことはなかったけれど、自分で弾いたことはある。
数秒で、『薬指の独立性が悪い』と指摘あり。
先生、さすがですね。というか、ばれるの早すぎる私…。これは、永遠の課題かも。

自分の出す音を聴く余裕は、そんなにあったとは思えないけれど、
はっきり指が転んでいるのが分かる。
こんなにも弾けないものか、と唖然とする。

続いてハノンのスケールの指示。ただ上がって下がるだけ。
ものすごい基本のはず。
なのに、運指すら分からない。
仕方なく左手、右手とばらばらに弾く。ショック。
鍵盤がつかめない。
手首ってどうやって使うんだっけ?
両手を合わせると脳みそと指がリンクしない。

続いてハノンのアルペジオの指示。初見とは言え、ただ、ドミソドミソド…と上がる下がるだけ。
先生、私、バリバリ練習していた時でも苦手でした!
と内心叫びつつ。
全く『鍵盤を捉えられない』感覚。
手首をどう使っていいか分からない。
『手首が硬い』との指摘。先生の見本の手を凝視するもなかなかうまくいかない。

私の脳みそが『ド!』と叫んでも、指が言うことをきかない。

付属のカデンツは、まるで初めて聴いた響きのように感じた。
流石にハ長調くらい分かるはずなのに、初めてカデンツを弾いた人のようだった。

チェルニー30番の1番を、との指示。全く楽譜に見覚えがない。
30番は全部、済ませたハズ。記憶に改ざんがなければ…。
40番はどこまでやったか忘れたけれど。
最早初見状態ですが、そんなに難しくはない。すんなりよめる。
ただ、指が全く言うことをきかない。
左手→右手とさらっていく。
余裕がなさすぎて、再三『手首が硬い』と指摘を受ける。
左手の上腕にじんわりとした疲れが。早っ!
両手を合わせると、やっぱり、脳みそと指がリンクしない。

こういうとき、グランドピアノの譜面台と、鍵盤が遠いと感じる。
楽譜を見つつ、自分の手を確認することが難しい。
今の私にとって、動体視力を求められている気すらする。

いや~、ピアノって難しいんですね。

続いて、ショパンエチュード、革命。
先生、チャレンジャーですね。弾ける訳ありませんって!
ええ、そりゃ、昔、そこそこ弾けていたハズですが。
『弾けなくてもいいから、聴いて見たい』との仰せ。何じゃそりゃ。
最初の一小節で、心が折れる。
左手→右手の順にさらう。
全く弾けず、指が宙をさまよっています…。

不思議なもので、いきなり、ダーっと弾けるフレーズがあらわれる。
譜読みがついていっていないのに、左手が走りだすときがある。
右手が走り出すことはあまりない。
考えてみれば、左手を考えながら弾く余裕がなく、筋トレ状態で覚えさせていたかも。
右手は、それなりに頭を使いつつ弾いていたのかもしれない。
だから、左手は脊髄反射のように弾けるときが、右手より多いのかも。

流石にエチュードは譜読みがつっかえる。
ダブルシャープをみて、そもそも何調かも分かってないしっ!と
自分に突っ込みを入れつつ。
譜読み7割に脊髄反射2割に、残り1割は鳴らしてみる、という賭け状態。

大問題、一つ。 
低音の、ミ(ナチュラル)が、ファ(ナチュラル)に聴こえる。
驚愕した。
先生には言わなかったけれど。ぞっとした。

フラット、シャープが沢山使われていて、臨時記号(特にダブルシャープ)が多いときは、
脳みそで歌う『ミ』が、実際に打鍵するのは『ファ』になっていることはある。
だから、違和感があって、その違和感が久々なので、私の脳みそ中でズレが生じたのか?

正しく『ミ』ナチュラルを打鍵していたのに、『ファ』に聴こえて、
何度か鳴らし、それでも『ファ』に聴こえ、
自分の左手を目視して、『あれ、ミをちゃんと弾いている』と首を傾げ、
『あってますよ』と先生に言われることが2度もあった。

まさか、音が狂っていることは考えられない。
仮にレッスンで弾き込み過ぎていて、多少のズレが生じていたとしても、
素人の私にはっきり分かる位ズレているまま、放置する訳がない。
大丈夫か?私の耳。

取り敢えず、レッスンスタートできるように、ピアノと楽譜を入手しないと…。
次回のレッスンは未定で、希望日に予約を入れる形にしていただいた。
でもさ、そうして頂いた後、気付いたんだけれど、
定期レッスンよりも、ハードル高くないか?
自分で希望入れたのに、全く練習していなかったら、より失礼な気が。
というか『何しにレッスン予約したんだ』って感じですよね。
どうしよう?

――――

先生からのご指摘を思い出したので、追記。
・手首を使いましょう
 指の長さはそれぞれ違うのだから、均等に力をのせようと思ったら、
 自然と手首が回るような感じになるはず
・手や腕、体の重みだけを利用しないで、指を上げて弾くこともしましょう

2番目は特に、状況や程度によって変わってくる気がするのですが、
今は特に鈍りに鈍っている指たちを鍛える為にも、意識してみよう
一体何をしているんだろう。
ふと、そう思う。

間もなく30歳。
独身、女。
仕事、一応、あり。

将来設計、立たず。


―――

以前、NHKの大河ドラマ、篤姫を撮り終えた宮崎あおいさんの写真が載っていた。
相手役の堺さんが花束を持って現れて、
花束を抱えて、泣きながら、しゃがみこんでいる宮崎さん。
その傍らに立って、少し腰をかがめて、労わるように、微笑む堺さん。
そして、二人でしゃがんで、涙の中で微笑み合う。
そんな写真たち。

それを見て、涙が出た。

思い出している今も、涙が出る。


あんな風に、泣けるほど、しゃがみこめるほど、
周りに祝福されるほど、
成し遂げたことがあっただろうか。

―――

分かっている。
そこにどんな苦労があるか、計り知れないことを。
スポットが当たる分、想像もつかない苦労があるんだろうけれど、
それを分かることなんてできないことを。

分かっている。
光が当たることがすべてじゃないと。
光が当たる、その為に、数え切れない、分かられることのない、
誰かの努力があることを。

分かっている。

分かっている。
歴史に残るようなことを成し遂げるばかりがすべてじゃないと。
分かっているよ。

―――

この瞬間にも、どこかで誰かが働いている。
たまたまつけたテレビから流れる『くだらない』番組で
ただ騒いでいるように見えるその現場でも、
誰かが必死にあがいている。

―――

最近、諦めと言うか何と言うか、少し考え方が変わった。

何も何かを成し遂げることがなくても
それなりに収入を得て、少し余暇を楽しめるくらいね、
趣味なりを楽しんで生きていければ、いいのではないか、と。

(これを親の世代は『最近の若者は上昇志向に欠けていて、努力をしない』
と、嘆くらしいですが…。)

もともと、別に大きな野望があったわけじゃないけれどね。
ただなんとなく、30歳と言えば、もう少し、色々なものが手に入っていたり、見えてきていたり
そういう歳だと思っていた。
ただ、漠然と。
なのに、全く見えない。

今、『それなりの収入』を得ることも難しい世の中だ。
男性は男性でもちろん、とても大変だろうけれど、
女性がこの先、歳を重ねていく中で、キャリアもなく、収入もなく、となるとしんどい。
今は、健康だけれど、それも一生続くわけじゃない。

色々考えると、足元が崩れそうだよね。
というか、この文章を書いていて、へこんできた。

絶望、焦燥感、諦観、と言葉にしてしまうと、何だか大袈裟だけれど、
色々な感情が綯い交ぜになった、なんともいえない感じ。

みんな、良く、生きているよね。
偉いよね。本当。
私、しんどいわ。
卒業したい。こんな想いから。

と、思いつつ、ま、とりあえず目の前のことをこなさないとね。

形式ばった儀式の一つ一つも
間をおいた、儀式の一つ一つも

それは、受け入れるための
現実を見るための
ステップの一つなんだろう

『何でこんなこと』
何て思わずに
できうるかぎり、手順を踏むといいのだろう

それは、人の暮らしの中で
育まれた、哀しくて、でも、たくましい知恵なのだろう


太めだけど、健康な体があって
理想の関係とはいかないけれど、心配してくれる両親がいて
明日をも知れないけれど、一応、職があって
時々しか会わないけれど、大好きな友達がいて

何とか生きている


何故、泣いているんだろう?
他に何が欲しいんだろう?


昔、留学先のアメリカの大学のカフェテリアで
ガラスケースの向こうから、トングを持った怖いスタッフさんが
いつも、毎日、毎食毎食、にこりともしないで
訊いてきたっけ
『What else?』

すぐに答えないと、更に怖い顔になったっけ
What else!?

今も、言えればいいのにね
指をさして、
『This one, please.』

『幸せ』が、ガラスケースに並べられていて
これちょうだい、って言えればいいのにね

自分のトレイの中身も省みずに
次から次へと、欲しいと、言えればいいのにね

私は、何で泣いているんだろう?

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ひまわり
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女性
30歳。独身、一応、会社員。
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