庶民的な贅沢

金曜日。
試験も（合否別にして）終わったことだし、この日は、ご褒美に贅沢をしよう！
と、決めていた日。

約半年、資格学校通学に費やし、まあ、真剣に勉強したのは、ほんの1,2ヶ月だけど…。
最後の方は、それなりに頑張ったし、寄り道とか、お金使うこととかせずに、遊びにも行かず。
ラスト数週間は、睡眠時間をギリギリまで削って勉強したので（これを『計画性がない』と言う）、
終わったら、アレもしよう、コレもしよう、それまでは我慢だ！って思い描いていたのに、
いざ、終わったら、欲求がなくなった。貧乏性かなあ。

試験終わった日の夜から、今日から何したらいいんだろう？って急に張り合いがなくなって。
遊びたいことも、他に勉強したいことも沢山あるはずなのに。
ま、数日で、勉強しないで、とっとと寝ることに慣れたけどね～。

ご褒美の日！のはずなのに、したいことが決まらない。
マッサージは、いつぞやの傷が癒えてないし、あんなに疲れていたはずなのに、
試験終わって数日で疲れは消えて、うーん、ありがたみを感じなさそうだし。

ということで、久しぶりに本を2冊買い込んで、ファミレスで、ゆっくりご飯。
ああ、庶民的な贅沢。
デザート付。
ああ、庶民的な贅沢。
けどさ、こんなことも自分に禁止するくらいが、今の私の身の丈なんだね。
転職して100万以上、年収下がったし。仕方ない。
久々の贅沢。（人と居るとき以外のね。誰かと遊びに行ったら、空気読んで脱禁欲ですよ。）

次の目標を決めて、少しずつでも勉強する習慣を身に付けたいんだけどなあ。
あっという間に楽することを覚えてしまうので。

収入が苦しくても、不安定でも、自己投資。
明日をも知れぬ、わが身なのだから。
ふぁいと～。

歯車

運命の歯車が、廻りだす

絶対に、動かないと思っていた歯車が。
軋んで、ギシギシと。

止めて！

この歯車は、
吉なの？凶なの？
流されるまま、それでいいの？

廻りだしたら、多分、もう、止まらない

怖くて怖くて
吐きそうだよ

空

空はつながっている、って誰かが言ってたっけ

地理も算数も苦手だから
こことそこが、どの位離れているのか、さっぱり分からない
××千km、なんて言われても、それがどれ位なのか分からない

もし
本当に本当に、どうしようもなくなったら
飛んできてくれるんだろうけれど

この空は、本当に、つながっているの？

見上げようとした空は、
雨が降っていたり
紫外線が強かったり
眩しすぎたりして
見上げられない

街で見かけた大画面に
お気に入りの歌手が映っていたよ
そういえば、私の音楽プレーヤーにも一曲入っていた
私は、特別好きでもない、のだけれど、何となくね。
その曲の向こうに、その歌手の向こうに、
つながりを感じていたいのかもしれない

音もなく動く、その画面の歌手から
何となく目が離せなかった

見上げようとした空は、
今日はとても晴れていて、眩しくて
やっぱり見上げられなかった

welcome

見失いそうになる度に
思い出して

もし、失ってしまったら、きっと、もう、
崩れてしまうから
きっと、もう、
立ち上がれないから

失ってしまわないように、
そっと、そっと、思い出して

思い出す、っていうことは
忘れていた、ってことなんだけど

…ま、ま、ま、ま、ね？

本当は、
本当に奇跡なのに
それを忘れてしまわないように

努力して努力して、必死になって
得たものじゃなくて
気付いたら、手に入ってた

余りにも、無理な願いだと分かっていたから
望むことすらしなかったのに

欲しい、なんて、言ってないのに

気付いたら、手に入ってた

不思議で仕方なかった奇跡。
何でなんだろうね？って笑うことができた、奇跡。

本当に大事なものは
大事すぎて、なのにさりげなくて
時々、本当に手に入っているのか、てのひらを広げてみる

そこにある、と信じられる、
ということが、そこにあることの証拠。

もし、失うとしたら、
それを信じられなくなった自分を、発見したとき。
きっと、どうやって失くしたか、分からないまま。

だから、そっとそっと、
本当にそっと、
温めたまま


生まれてきてくれて
ありがとう
生きてきてくれて
ありがとう
生きていてくれて
ありがとう

incidental tasks

この気持ちを忘れるな。

この、何とも言えない口惜しさを。情けなさを。
哀しさを。