―Give me the reason,please...
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桜の季節―
2004年、進むべき進路がなくて、
周りの華やかなお祝いムードの中、独り不安を見せないようにしていた
2007年、会社を辞めるはずが辞められなくなって、
涙の中、どうしたらいいのか、途方にくれて、それでもあがいていた
2008年、ようやく会社を辞めたはいいけれど、次の進路がなくて、自分の気持ちも見失って、
必死で立て直そうと、前に進もうと、もがいていた
―
桜の季節
進むべき道が、見えなくて、進路がなくて、厳しいことしか言わなかった母が、
それでも気分転換が必要だよ、と言って、散歩に連れ出してくれた
引っ越すことが決まって、なのに私の行く先はやっぱり見えなくて、
それでも記念ね、って笑いながら、母と初めて高級なお店でキッシュを食べた
―
桜の季節
大切な人や思い出との別れ、わくわくする出会い、周りの『おめでとう』の声
それらがセットの季節のはずなのに
よみがえる私の桜の季節は
『おめでとう』がないまま、哀しい別れと、周りに合わせた無理やりの笑顔
皆、ちょっと哀しくも誇らしげな季節のはずなのに
私の桜の季節は―
―
2009年、
どうにか会社員をやっているけれど、いつクビになるか、会社がなくなるか、おびえながら
自分の進むべき道がまだまだ、見えなくて、あがいている
いつ、満開の笑みで桜の季節を迎えることができるんだろう
それでも、
季節を重ねるごとに、出会いがあって、ほんの少し、私は強くなったよ
ただ、立ち止まるだけじゃなくて、ほんの一ミリでも、前に進むことを覚えたよ
だから、哀しくても、深呼吸。
2004年、進むべき進路がなくて、
周りの華やかなお祝いムードの中、独り不安を見せないようにしていた
2007年、会社を辞めるはずが辞められなくなって、
涙の中、どうしたらいいのか、途方にくれて、それでもあがいていた
2008年、ようやく会社を辞めたはいいけれど、次の進路がなくて、自分の気持ちも見失って、
必死で立て直そうと、前に進もうと、もがいていた
―
桜の季節
進むべき道が、見えなくて、進路がなくて、厳しいことしか言わなかった母が、
それでも気分転換が必要だよ、と言って、散歩に連れ出してくれた
引っ越すことが決まって、なのに私の行く先はやっぱり見えなくて、
それでも記念ね、って笑いながら、母と初めて高級なお店でキッシュを食べた
―
桜の季節
大切な人や思い出との別れ、わくわくする出会い、周りの『おめでとう』の声
それらがセットの季節のはずなのに
よみがえる私の桜の季節は
『おめでとう』がないまま、哀しい別れと、周りに合わせた無理やりの笑顔
皆、ちょっと哀しくも誇らしげな季節のはずなのに
私の桜の季節は―
―
2009年、
どうにか会社員をやっているけれど、いつクビになるか、会社がなくなるか、おびえながら
自分の進むべき道がまだまだ、見えなくて、あがいている
いつ、満開の笑みで桜の季節を迎えることができるんだろう
それでも、
季節を重ねるごとに、出会いがあって、ほんの少し、私は強くなったよ
ただ、立ち止まるだけじゃなくて、ほんの一ミリでも、前に進むことを覚えたよ
だから、哀しくても、深呼吸。
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