―Give me the reason,please...
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
矢も盾もたまらず、電子ピアノを買っちゃいました。
ああ、最近本当にこればっかりな気がする。
10年ぶりにピアノを再開したいという思いが大きくなり、色々考えた。
・実家にオトナシク帰る(アップライトではありますが、アコースティックピアノがある)
・思い切って、貯金をはたいてアップライトを買う(床の補強と防音を考えねばならない)
・悩みつつピアノレンタルで手を打つ(結局床の補強と防音は必要)
・電子ピアノを買う(電子ピアノで満足できるか不安)
・あきらめる(……)
で、結局、電子ピアノを。
どうやったって、アコースティックに叶う訳がなくて、
(プロに言わせりゃ、アップライトだって結局グランドの廉価版らしいが)
そこを割り切って購入して、割り切って使用すれば悪くない、という意見もある。
だったら、5~6万で買える、それなりにいいもの、で手を打つべし、と思った。
消耗品らしいし、20万も電子ピアノにかけるくらいなら、
もう一踏ん張り、二踏ん張りしてアップライト、とも思った。
ああ、将来は、狭い部屋でも、防音室と小さいグランドを買って、無理に入れ込んで、
そこで狭い~って言いながらピアノと共にすごす夢を見ていたのに…。
今の、私の経済状況じゃ、アップライトでも、入れられる部屋を探すのが無理だ…。
結局、ヤマハCLP340を購入。約20万円也。
え?20万円?
通帳をながめ、溜息をつく私。
まだ、家に届いていないけれど、結構いいものだと思う。
私の耳には、普通に弾いた時の音は遜色なく聴こえた。こもった感じは拭えないが。
(これが後々、結構いらいらするかもしれないのが懸念だわね。)
ま、そりゃそうだわね。グランドの音を採用している訳だから。
キーを叩けば、内蔵しているグラントの音が信号によって鳴る、訳だわね。
身も蓋もないけど…。
そういう意味では、やっぱりタッチの練習、細かなニュアンスを出す練習は困難なのかも。
でも、今の私の経済、住宅環境を考慮して、
それでも、どうしてもピアノをやりたいのなら、
電子ピアノが精一杯。
つくづく、音楽って、お金のかかる趣味だ、と実感した。
何だろ、ピアノさえ買えればいいってもんじゃないよね。
貯金はたけば、今の私でも、アップライトなら買える。
買うだけなら、グランドだって買える。
でも、それだけじゃなくて、音を出せる環境づくり、ということはもっと大変。
決して裕福ではなかったのに、アップライトを買ってもらって、長いこと習わせてもらって、
へたくそな練習をガンガンさせてもらって、
本当に、本当に、親とその当時のご近所様に、
頭を垂れたい私です。
近所の良い方々と、ご近所づきあいに心を砕いてくれた母親に
深謝。
本当は、カワイの電子ピアノの鍵盤の仕組みがいい、と聞いたので、
カワイのも試してみたかったんだけれど、なかなか出会えなくて、
これも縁、ということで、ヤマハで心が決まった。
そして、ないものをこれ以上、ねだるのではなく、
今、手に入るものを最大限活かす努力をしよう。
取り敢えず、えいやっ、と買ってしまったので、届くまでに
部屋の掃除をして、おき場所を確保して、
配送組み立てしてくれる人を迎え入れられるようにしないと…。
実際に手に入ったら、『the天邪鬼』の私は、全然弾きたくなくなったりして…。
それが、一番の懸念かも。
PR
この記事にコメントする