―Give me the reason,please...
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電子ピアノに入っているデモ曲にはまる。
Church Organの音色のデモ。暗闇の中で聴いている怪しい私。
聴音ができない私だけれど、短くて分かりやすいフレーズで、ソプラノだけは一緒に弾いてみる。
自分でも弾いてみたい!と思い、若干嫌な予感を感じながら、説明書を開くと…、
でました、大の苦手のバッハ先生でした。キャ~。オルガン小曲集BWV.601でした。
そう、バッハ、と聞いただけで、逃げたくなるくらい苦手。
楽譜を探そうかな、と思いつつ、絶対弾けないだろうに、楽譜買う勇気が…(汗)
しばらく悩もう。
高校あたりから、ピアノの練習が不均等になってきて、大学でもしつこくレッスンは通わせてもらいつつも、
ほぼ練習なし。日曜以外毎日24時近くの帰宅だったもんな…(夜遊びではなく、部活です)。
ツェルニーと、バッハの平均律と、ショパンのバラード4番と、何か小さな曲をやっていた気がするけれど、
何か理由があって『1曲減らそうか』と先生に言われると、即、バッハ先生を隠していた。
発表会で、他の子どもさんが、ヘンデルの『調子の良い鍛冶屋』を上手に弾いているのを聴いて、
先生に弾いてみたい、とリクエスト。譜読みはすぐできても、キレイに弾くのが難しいな~と思いつつ仕上げまでこぎつけた私に先生が
『おもしろいよね~。あんなにバッハを苦手!と言っているのに、ヘンデル弾きたいなんて。同じバロックなのにね』と。
『……』
ええ、恥ずかしながら、そんなこと1ミリも意識してなかっただけよ。
言わわれた途端、
『ヘンデルが弾けるんだから、私、バッハだって頑張ります、先生っっ!!』
じゃなくて、ヘンデルまで嫌になった(笑)。
パッヘルベルとか、ヘンデルとか、バッハとか、聴くのは大好きだけど、
キレイにちゃんと仕上げようとすると、恨みたくなるくらい難しい。というか、厳密には弾けていない気がする。
もはや恐怖症ですよ。
曲を小耳に挟む→好きだな→何度も聴く→やっぱり好きだな→自分でも弾きたいな
→はっ?!でもこの感じは、恐怖のバロック時代では?→恐々調べる→バロック確定→諦め。
もう、脳みそが、『私には弾けない!』と覚えちゃっている感じ。
近現代の曲は殆ど私には理解不能だし、バロックは弾けないし、いいもんロマン派に生きるから!と
心に決めたあの頃の私。
ただ、30分レッスンで、ショパンのバラード4番を見てもらおうとしていた私は、無謀だと思う。うん。
というか、絶対的に練習時間が足りない。一度通すだけで15分掛かっていたからね。
どこかを集中的に練習していたら、他のページなんて忘れるくらいだった。楽譜開ける度に始めまして状態。
でもいつかはちゃんと仕上げたいな…。結構仕上げ近くまで行ってたのにね。卒業までに間に合わなかった。
あの曲は電子ピアノじゃ練習にならないだろうけど、いつか、やっぱり、ちゃんと弾きたい。
6/8(火)
バッハ先生のデモ曲に酔いしれる。
革命のエチュードは、楽譜立てに開きっぱなし。右手、左手とバラバラにさらった途端眠気に襲われる。
弾きたくなくて、他の曲をパラパラと見る。
メンデルスゾーンの狩人の歌、チャイコフスキーの舟歌、に心惹かれる。
目の前のエチュードから逃げたくて、浮気をしたくなる私。堪えろ!!
弾きたい曲あったら楽譜持ってきてね、という優しい先生の言葉は忘れろ!!
6/9(水)
体調がかなり戻ってきたにも関わらず、ダルい。
狩人の歌が気になって気になって、弾いてしまう。指定の速さは勿論無理でゆっくり。
ざっくりの譜読みだけだったらいけるんだよね。ちゃんと弾こうと思うと簡単な曲なんてない。
でも、やっぱり好きだわ。興奮する、というと何か変だけど。何か湧き上がってくるものがある。
あ、感情が込み上げてくる、って言えばいいのか。
6/10(木)
楽譜開きっぱなしのエチュードを両手48でさらう。
右手の手首が痛い。かなり痛い。小指側の筋が少し傷む。ひじの内側がだるい。
和音がつかめない。これは、指が開かないという問題よりも、筋力の激しい低下の問題だろうか。
焦らず、ゆっくり練習していくしかないんだろうか。ちょっと怖い。
風邪なのか冷房病なのか、なかなかスッキリしない。
しんどすぎて、15分くらいで止め。即寝る。
―――
試験間近なのに、勉強の記録が全くないのは、
何を見ても分からない→焦る→何に手をつけていいか分からない→パニック
→諦める
という最悪のパターンにまんまとはまっているからです。
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