―Give me the reason,please...
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コーヒーを淹れる度、思い出して
たばこの煙で思い出して
白い色のものを見て、思い出して
一日に何度、思い出せば
思い出して切なくなれば
気が済むんだろう
頭の中から追い出したって
ふとした拍子に勝手によみがえってくる
一日に何度
いちいち思い出して
切なくなって
どのくらいすれば、断ち切れるの?
私、可愛くなかったね
くれたもの
一つ一つをもっともっと愛おしめば良かった
どんなに貴重で手に入りにくいか分かっていたはずなのに
分かってなかったんだね
ありがとう
と、もっともっとちゃんと伝えればよかった
どんなに感謝しているか
伝えたつもりだったけれど
伝え切れてはいなかったんだよね
もう、
ありがとう
を、伝える事すらできないんだね
たばこの煙で思い出して
白い色のものを見て、思い出して
一日に何度、思い出せば
思い出して切なくなれば
気が済むんだろう
頭の中から追い出したって
ふとした拍子に勝手によみがえってくる
一日に何度
いちいち思い出して
切なくなって
どのくらいすれば、断ち切れるの?
私、可愛くなかったね
くれたもの
一つ一つをもっともっと愛おしめば良かった
どんなに貴重で手に入りにくいか分かっていたはずなのに
分かってなかったんだね
ありがとう
と、もっともっとちゃんと伝えればよかった
どんなに感謝しているか
伝えたつもりだったけれど
伝え切れてはいなかったんだよね
もう、
ありがとう
を、伝える事すらできないんだね
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次に会うときに、と思って、急いで買った服も
短すぎず長すぎず、と思って、丁寧にやすりで揃えた爪も
連絡がとりやすいように、と思って、思い切って換えた携帯も
出番がなくて、そこで眠っている
何かのタイミングがほんの少し違っていたら、と何度も何度も考えてしまう
何かが、たった一つの出来事が、ほんの少し違っていたら、と
何かが違っていたら、出会いもしなかったのかもしれないけれど
何かが違っていたら、もっと、泣いていたかもしれないけれど
それでも、やっぱり、何かが違っていたら、って何度も何度も考えてしまう
何度も何度も、携帯を握り締め、
ちっとも働かない携帯に、腹を立て
何度も何度も、操作しかけては、閉じるボタンを押す
後、少しだけ、待ってみよう
昼まで、待ってみよう
夜まで、待ってみよう
週末まで、待ってみよう
何度も何度も、自分に言い聞かせて
何とか、一日が終わっていく
もう、
待っているのは、私だけなのかな
短すぎず長すぎず、と思って、丁寧にやすりで揃えた爪も
連絡がとりやすいように、と思って、思い切って換えた携帯も
出番がなくて、そこで眠っている
何かのタイミングがほんの少し違っていたら、と何度も何度も考えてしまう
何かが、たった一つの出来事が、ほんの少し違っていたら、と
何かが違っていたら、出会いもしなかったのかもしれないけれど
何かが違っていたら、もっと、泣いていたかもしれないけれど
それでも、やっぱり、何かが違っていたら、って何度も何度も考えてしまう
何度も何度も、携帯を握り締め、
ちっとも働かない携帯に、腹を立て
何度も何度も、操作しかけては、閉じるボタンを押す
後、少しだけ、待ってみよう
昼まで、待ってみよう
夜まで、待ってみよう
週末まで、待ってみよう
何度も何度も、自分に言い聞かせて
何とか、一日が終わっていく
もう、
待っているのは、私だけなのかな
会いたい、と
ただ、それだけのことが言えなくて
寂しくて寂しくて、一日がとても長かった
自分の想いも良く分からなくて
相手の想いも分からなくて
会いたい、と
それを口にすることで、何かが壊れてしまいそうで
恐かった
どちらの想いが
大きいとか、重いとか、そんなこと
考えるだけ、ナンセンスだって、分かっているけれど
もともと、なかったのが当たり前で、
なくなったって、元に戻る、ってだけのことなのに
手に入ったかもしれない今
それを傷つけるのが恐くて、失くしてしまうのが恐くて
過ぎていく時間は、ただ、頭の中の想像を
膨らましていくだけで
寂しさと、自分が膨らましてしまった想像で
押し潰されそうだった
会いたい
声がききたい
会いたい
突然鳴った電話に
ディスプレイに表示された名前に
驚いて固まった
酷すぎる思い出が、怖くて
それでもなぜか、消せなかった番号
自分の過去がどうしても認められなくて
苦しくて、本当に苦しくて
苦しかった
ほんの少しのことで、過去が甦り
足元が揺れる
どんなに悔やんでも、どんなに呪っても、どんなに願っても
何度も何度も願っても
もう、どうしようもない
肯定するしかないと、分かりながら、
どうしても認められない
けれどその電話は
大切なことを知らせてくれた
断ち切りたい過去の中に、それでも、
確かにあった、あたたかい思い出
忌まわしい過去の中に、それでも、
確かにあった、優しさや喜び
どうしても、認められない過去はある
どれだけ経っても、消せない事実
どれだけ願っても、消せない事実
それでも、その酷すぎる事実の中にある、ほんの少しのあたたかさを
見逃さないで
乗り越えることなんてできなくていい
怯えながらも、それでも、ほんの少しのあたたかさを
大切に大切に、忘れずに
目をそらし続けていた過去の中から
あたたかさをすくいあげてくれて、ありがとう
電話をくれたその勇気に、ありがとう
いつか、また
本当に会えるといいな
信じていいんだよね?
笑顔で会えるように、生きて行きたい
ディスプレイに表示された名前に
驚いて固まった
酷すぎる思い出が、怖くて
それでもなぜか、消せなかった番号
自分の過去がどうしても認められなくて
苦しくて、本当に苦しくて
苦しかった
ほんの少しのことで、過去が甦り
足元が揺れる
どんなに悔やんでも、どんなに呪っても、どんなに願っても
何度も何度も願っても
もう、どうしようもない
肯定するしかないと、分かりながら、
どうしても認められない
けれどその電話は
大切なことを知らせてくれた
断ち切りたい過去の中に、それでも、
確かにあった、あたたかい思い出
忌まわしい過去の中に、それでも、
確かにあった、優しさや喜び
どうしても、認められない過去はある
どれだけ経っても、消せない事実
どれだけ願っても、消せない事実
それでも、その酷すぎる事実の中にある、ほんの少しのあたたかさを
見逃さないで
乗り越えることなんてできなくていい
怯えながらも、それでも、ほんの少しのあたたかさを
大切に大切に、忘れずに
目をそらし続けていた過去の中から
あたたかさをすくいあげてくれて、ありがとう
電話をくれたその勇気に、ありがとう
いつか、また
本当に会えるといいな
信じていいんだよね?
笑顔で会えるように、生きて行きたい
コドモだった私に
オトナたちは言った
『そんなこと、後になってみればたいしたことはないから』
そう言った
そんな風に言われたって、
あの頃の私にとって、『そんなこと』はとても重要だったし
『そんなこと』で、本気で悩んでいた
『そんなこと』呼ばわりするオトナたちが嫌だったし、信じられなかった
少しずつ、オトナになっていく中で、
いつか、私も『そんなこと』って言い放つオトナになるんだと思っていた
それが堪らなく嫌で、堪らなくよごれてしまうようで、恐かったけれど
早く、『そんなこと』になっても欲しかった
もう、立派な『オトナ』の私は
相変わらず、『そんなこと』で悩んでいる
『そんなこと』は、未だ『そんなこと』に、なってくれなくて
いつになったら、『そんなこと』って、
言い放つことができるようになるの?
いつになっても『後になって』くれないし、
いつになっても『そんなこと』になってくれない
あの頃、私の前にいた『そんなこと』って言い放った『オトナ』たちは
どうやって『そんなこと』にしていったのだろう