―Give me the reason,please...
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『辞める理由を探さずに、続けていく理由を探す』
私の全ての人生のイベントに、必要な言葉だった
私、できない理由を挙げるのは、大得意だ
そこまで、強くはなれないよ
できる人は、できない人の気持ちが分からないんだ
とも、思う
思うけれど
『大好きだから』
そんな風に真っ直ぐ言えるものを、私は持っていない
誰でも、それに出会える訳じゃない
やっぱり運不運だってある
とも、思う
思うけれど
それでも、
ほんの少しでも、何かを変えられるのは
結局、自分だ
周囲の人の助けを引き出すのも、それに気付くのも、それをちゃんとつかむのも
結局、自分だ
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どれだけ、憧れたって
羨んだって、欲しがったって
あの人にはなれない
いや、なる必要性もない
なのになんでこんなに、苦しいんだろう。
羨ましいんだろう。
あの人には、なれない
でもさ、世の中の人、全てが、あの人だったら、それはそれで、怖いでしょ?
なのに何で、泣けてきちゃうんだろう?
あの人の様に、も、なれない
あ、でも、それは、私次第なのかも。
何が欲しいんだろう?
あの人になりたいの?あの人との関係が羨ましいの?
何が欲しいんだろう
羨んだって、欲しがったって
あの人にはなれない
いや、なる必要性もない
なのになんでこんなに、苦しいんだろう。
羨ましいんだろう。
あの人には、なれない
でもさ、世の中の人、全てが、あの人だったら、それはそれで、怖いでしょ?
なのに何で、泣けてきちゃうんだろう?
あの人の様に、も、なれない
あ、でも、それは、私次第なのかも。
何が欲しいんだろう?
あの人になりたいの?あの人との関係が羨ましいの?
何が欲しいんだろう
誰かを見て、哀れむなんて、そんなの、驕りだ
誰かを見て、羨むなんて、そんなの…
幸せなんて、誰にも量れない
誰かを見て、自分の幸運に気付くなんて、そんなの、残酷だ
誰かを見て、自分の不運に気付くなんて、そんなの…
同じ時代に、同じ地球上に、同じ人間に、
それでも、確かに、違いがある
あがいたって、願ったって、埋められない差は、確かにある
今、ここに戦いがないから、今、ここにはっきりとした差別が見えないから
それで本当に幸せなのか?
そんなこと、日常の雑多なことに押し流されて、忘れてしまうんだ
すぐ隣であったって、それは、言ってしまえば、別世界で、
所詮、他人事だ
あそこに比べれば、ここは幸せだ、なんて
そうなのかもしれないけれど、『あそこ』は所詮、別世界で
『ここ』しか知らない身には、ここの中で、あがいているだけなんだ
ここの中の苦しみに、もがいているだけなんだ
比較して、幸せを確認するなんて、大嫌いだ
そんなの、驕りだ
表面だけ見て、分かった振りをするのは、
『ここ』にたまたま、生まれついた人間のエゴにしかすぎない
幸せなんて誰にも量れない
今になって、甦ってくる
今になって、気付く
たくさんの優しさ
私へと向けられた、優しさ
当然のように、享受してしまった優しさ
その人にとっては、きっと特別じゃない
その人の優しさが、発揮されただけ
私へも発揮してくれた
自然に
それを、自然だから、と言って
自然にもらってしまった優しさ
いつか、言われたことがある
『計算して行動している訳じゃないよ』と
『"これだけしてもらったから、これだけしてあげよう"って計算しているわけじゃないよ』
『あえて言うなら、そうしたいからだよ』
だから、はかって、数えて、その分をお返ししなきゃ、なんて思うこと自体、おかしいんだよね
私だっていちいち損得を計算している訳じゃない
でも、忘れてはいけないんだよね
時々、思い出さないといけないんだよね
いちいち優しさに驚いていたらそれこそ失礼だけれど、
本当は特別なことなんだって、思い出さないといけないよね
これからも、きっと、私は自然に、もらっていくのだろう
色々な人の優しさを
当たり前のように、もらっていくのだろう
そして、それなのに、もっと欲しいって、求めてしまうのだろう
だから、時々、立ち止まって、ね
土曜日、あなたと出会った場所へ行ってきたよ
少しずつ、色んなことが変わっていた
当然だよね。分かっているのにちょっと哀しい
そこにもう、いないのに、何だか緊張した
何となく帽子を深くかぶったりして挙動不審だったかもしれない
その後、色々な所を通りがかったよ
いつも帰る間際、ちょっとだけ立ち話をしていた柱の前
バイバイを言って、あなたが改札へ向かう階段の入り口
片手を小さく振って、『またね、気をつけて帰るんだよ』って諭すようにいつも言われた
『無理をしちゃだめだよ』『また連絡ちゃんとしてね』っていつもいつも諭すように言われた
小さな、きれいな声で。
『ゆっくり休むんだよ』って。こちらが『気をつけてね』って言うより、いつもいつも先に言われちゃっていた
その時、確かめるように私の腕に触れる手
その手が離れて、すたすたとあなたは去っていく
一緒によく食事をしたお店は、入ることができなかった
一人では、行きたくなかったから
思い出がどんどん遠くなって、色々なことをどんどん忘れて、なのに
細かいことだけが色鮮やかになっていく
どうしてだろう?
考えてみれば、私、あなたのこと、殆ど何もしらない
例えば「〇〇氏の略歴」なんてものに載せるようなことも
例えば何色が好きなのか、とか、何が大好物なのか、とか
何かあなたにあげたくても、何も思いつかないくらい趣味嗜好が分からない
今思えば、
ただただ、ただただ、あなたが好きで
好き、と思える自分に驚いて、嬉しくて
でも怖くて、壊れてしまうのが怖くて、失いたくなくて、
それだけだったのかもしれない
それでも、ただ、つながっていることだけを信じている
ただ、それだけにすがっている
きっと、形は変わっていき、少しずつ失っていっているものがあるけれど、
それでも、色々な形で、つながっていると信じている
もう二度と、一緒にあの店に入ることがなくても
もう二度と、あの柱の前で話をすることがなくても
もう二度と、あなたの手が私の腕に触れることがなくても