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一か所完全に音楽が止まった。宙を彷徨う両手。
しかし、"こういう曲です顔"で再開。
それ以前に、右手がほぼ、弾けなかった。
途中で笑っちゃったもん。あまりに右手が弾けなくて。
衝撃の左手のみ演奏…。
よくまあ、左手が止まらなかったもんだ。
自分で感心してしまった。
前回の発表会、無難に弾けたけれど、
本当につまらない演奏になってしまった気がしたので、
今回は、とにかく『何か』を掴みたくて、『何か』を表現したくて
あがいたつもりだったんだけど。
『何か』は私の中に、蓄積されたものでしかなくて、
今日、関連資料を読んだからって、今日、他の芸術を見たからって
急に表現できるものでもないのかもしれないけれど。
上手くなりたい、と強く思う。
でも、上手く、って何だ?
当然のごとく、皆が皆、本番に向けて仕上げてきているので、素敵。
完成度高し。
自分の子どもの様な年齢の子にまで嫉妬する私。
何がしたいのか、どう弾きたいのか、何か伝わってくる演奏ばかりだった。
何を弾いているのか、伝わってくる。
取り敢えず今、思うこと。
☆音楽性を身に着ける
☆リズム感を身に着ける
☆調性を身に着ける
☆指の独立性を高める
☆身体の使い方を身に着ける
□色々な芸術に触れる
□色々な感情に触れる
□スケールを弾く
□メトロノームに合わせて手を叩く練習をする
□ストレッチや指の訓練をする
□練習中に自分の身体をもっともっと意識する
□身体の部位をそれぞれ自由に動かせるようにする
□どう弾きたいのか、もっと突き詰める
□どう弾きたいのか、に対して、どう弾けるのか、を考える
□自分に足りていないものを常に確認する
何よりあれだな、練習を少しでもいいからさぼらず続けること、だな。
この直後の気持ちを維持することが何より難しい…。
発表会、本番間近。
いつも、それなりに真剣に取り組んでいるつもりだけれど、
でも、こんなにエネルギーを注いだのは、小さい頃以来かも。
社会人なのにこのエネルギーの注ぎ方は、寧ろNGだと思う。
通常の私は、他にやるべきことが一杯あって、ピアノに触れない日も、触っても15分で力尽きることもある。
なのに、ここ最近だけは2時間以上練習してるもんね。
他のことは、犠牲になっている…。仕事そのものではないけれど、仕事に対する自己投資がほぼゼロ状態。
数日後、本番だけれど、今の状態で本番が、数か月後なら最高だと思う。
今、飽きたというか酔っぱらっている状態。
しばし、他の曲に浮気しながら、本命曲を寝かせて新鮮な気持ちで数か月後に本番、だと最高だなあ、と思う。
昔、ばりばりピアノをやってい(ると思ってい)た頃、いったん飽きて再度弾きだしての本番パターンに持ち込めると
いい出来になった。
それが出来ないなら、飽きる前に本番にピークを合わせる、に限る。
私、これ得意だったはず。
曲の仕上がり具合が完璧ということではなく、自分の中でのMAXを合わせる、ということだけど。
今回、何だろう、弾けないところは弾けないままなのに、散々やりつくした感が。
ピーク合わせは微妙な感じ。
私なりに真剣に曲に取り組んだと思う。…つい最近。
限界を超えて練習した気がする。…つい最近。
ピアノ以外の芸術に触れる努力もした。…つい最近。
自分がどう弾けるのか、どう弾きたいのか、工夫できないか、
少しでも、ほんの少しでも、何かを得たくて、必死であがいた。…つい最近。
つい最近のあがきをずっと継続していたら、それなりに上手くなっていたかも。多分。
つい最近あがいたからって、いきなり音楽的センスが磨かれる訳もなく、
突如、テクニックが飛躍的に伸びる訳もなく。
そしてこのあがきを継続することは、私としては無理な訳で。最終的に巡りめぐって仕事に差し支えるし。
金欠になるし。
ダイエットと一緒だなあ。
急に断食して、とか、急にランニングして、効果が思ったようにでなくて挫折パターン。
流石にピアノはリバウンドはないと思うけれど。
何でなんだろう?
街の発表会で弾く私の演奏が、上手だろうが下手だろうが、そんなのどうでもいい、のに。
出演者は緊張して、主催の先生は運営が忙しくて、連れの家族は飽きていて、
きっと誰も聴いてはいないのに。
というより、そのエネルギーを仕事につかえよ!!と自分でも思う。
たまらなく苦しくて、たまらなく贅沢な時間だった。
これだけのエネルギーを注いでも、本番の舞台の上で発揮されるのは、ごくわずか。
でも、本番がどんな結果になろうとも、私の中で、確かな時間、今の私にできる曲との向き合い方をしたのだと思う。
理由が不明だけどねっ。何でだよ。
あと、数日、首を傾げながら、向き合おう。
4/8(金)~4/12(火)
震災から1ヶ月。まだまだ余震が続く…。もうこれ以上、ひどくなりませんように。
家探し疲れか、仕事がどんどん忙しくなるせいか、疲れすぎて、あまり練習ができなかった。
寝てしまう日があった。反省。
練習はとにかく耳を澄ませてメトロノームと自分の音を聴きつつ。
4/13(水)レッスン
ハノン→ツェルニー→バッハ(45分)
●ハノン 44番 同音
・左手がだんだん浮いてくる
もう少し全ての音をしっかり目に弾いてみよう
・拍子感を。4拍子
●ツェルニー
15番
仕上げ、合格
・2/4拍子。拍子の頭と、音の方向が変わるところはしっかり意識して
16番
・全体的に何だか重苦しいので、16分音符ははける感じで
・和音のスタッカートも重々しくならないように
・調が変わるところ、音色も変えて
・ファっミレドシラ…のファっは、5の指をしっかりさせて引っかくようにはじくように
離鍵をもっと素早く
ファとミ~は別物
次回仕上げを。17番、見られたら見ておくべし
●バッハ
♪=45で
前回よりは改善されてきたけれど、中ほどのページは乱れる
付点4分音符=65で
1ページ目は大体OK。2ページ目までは、何とか
3ページ目からついていけず
60におとしても、なかなかついていけず
とにかくきっちり♪=45で崩れないためにも練習を続行で
・変わった響きのところは色を変えて弾く
・装飾音に引っ張られて拍がずれないように
左手の拍を死守する
・ソっラシドっドっ、は、ドに向かって。ドは引っかくように切って
家探しを始めた。なかなか色々、考えさせられる。
自分なりに工夫しつつ練習を組み立てているつもりだけれど…。
4/7(木)レッスン
ハノン→ツェルニー→バッハ(45分)
●ハノン
43番 アルペジオ 属7
通して、合格
・拍頭に重みをのせて、後ははける感じで
・音をひきずらない
44番 同音
・拍頭をしっかり、後ははける感じで
●ツェルニー
15番
・左手は、♪=100で、きっちり拍をはめる練習を
・左手の弾き方、右手に倣って同じ感じで弾けるように
次回仕上げて!
16番 譜読み
・調が変わってくのを意識して
・2つとも同じようにアクセントのついた和音でも、強拍と弱拍で弾き方が違う
・大きなフレーズ終わりの休符は、しっかり意識して
あいまいに終わらせない。休符も音楽は続いている
●バッハ
まだ拍が甘い
・16分音符が特に拍が甘くなるので、それだけ追いかけて♪=40~45で練習
まあ、それなりのペースを保って。
ハノン、属7のアルペジオがきつい。
3/30(水)レッスン
ハノン→ツェルニー→バッハ(45分)
●ハノン アルペジオ 属7
1ページ分だけ
・拍頭に重みを乗せて、他の音は引っかくように
●ツェルニー
14番
仕上げ
・弾きにくいところ、音の方向、形が変わるところ、もっと意識して
・2/4であることを意識して、和音の重みも強弱を
15番
・右手は大体よし
・特に左手、拍にピンポイントではまるようにメトロノームで練習を
・左手和音、右手16分休符のところ、左手→右手と一体につながって聞こえるように
・和音の強拍弱拍を考えて
●バッハ
全体
・とにかく拍がきっちり決まらないことには、はじまらない!
・3拍子感を忘れてはいけないのだけれど、とにかく全ての音がきっちりピンポイントに決まるように
・♪=45でほんの少しもズレを許さないように練習