―Give me the reason,please...
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自分の首や手の具合を冷静に考えて、ほぼ練習が無理な状態。
でも、最後の3日間で、足掻かないと、確実に後悔する。
→結論=グランドピアノを外部で借りて、それで練習
・個人的な、根拠のない感覚だけれど、電子ピアノで本気で練習するよりも、アコースティックで本気で練習した方が、負担が少ない気がする。
・時間貸しを利用すれば、嫌でも練習時間が限られる。し過ぎずに済む。
・家での練習では、真昼間でもヘッドホンなので、音の響きが分かりにくい。
・いきなり、触ったことのないピアノで、弾く練習になる。
など、つらつら考え、ここは、一発、お金で解決だ!
ということで、思い切って3日間、違うピアノを借りる計画を立てる。
・1発目の演奏を録音する。
・1時間全部をin tempo練習に費やすことはしない。
・家では極力練習しない。するとしてもゆっくり練のみ。
・お風呂にゆっくり浸かる。
・しばらく避けていた、プロの演奏を聴く、を再開する。
と心に決める。
1/7(金)
仕事帰り、グランドを借りる。
いきなり思い立ったので、録音の準備なんて勿論なく、携帯のボイスレコーダーで敢行。
勿論、ひどい音割れ。細かいところのチェックは不可能だけれど、テンポや大きなミス、大体の表現、など、分かることも結構ある。
・メトロノームに合わせようと頑張った、ような演奏。聴いていてつまらない。
・内声が耳に付いて、メロディーが埋もれている
結構、ショックな現象。
速さを確認するため、以外は、本番までメトロノームは禁止、と心に決める。
ま、本番はテンポが崩れるのは私の常ですが、万一そのままの演奏が本番になったら、無難だけれど、つまらない。
あまりにきっちりテンポを刻みすぎていて、びっくり。メトロノーム練習の弊害?とも言えるが、逆に言えば、あれだけテンポ揺れる私も練習すれば、できるのね。
・メロディーラインを追う、響かせる練習。テンポ度外視。
・昨日のレッスンで課題となった、ブレス
・同じく、絶対に外せないメロディーを、目で見てから弾く
・ゆっくり練。移動は素早く。打鍵前に確認して弾く
・電ピではしにくい練習。体重をのせる、重い音を出す、響かせる練習
を軸に、とダッシュで計画を立て、残り時間スタート。
借りた部屋がたまたま鏡付きで、自分のブレスの瞬間の肩が上がる癖を確認。
確かに、先生に、肩でブレスしない!手首でブレス!と言われた。うん。
重心をおなかに落として!と。
鏡を見つつ、わざと肩を落として、良くないかも知れないけれど背筋も丸める感じで。手首を大袈裟に上げて。すぐに直るものでもないだろうけれど、賭けです。
立って鍵盤に体重をのせる練習、こもった音を少しだけ開放的な音にする試み、わざとカーンという音を立てての違いの確認、内声を蔑ろにしてメロディーだけの練習、メロディーを口で歌う…。
精一杯の試み。
直前期には、今までの確認をすべし、新しいことをするな、という説も聞くので、賭けですが。
余計酷くなるかもしれないけれど、後悔は、したくない。
帰宅後、練習はせず、お風呂に浸かる。
1/8(土)
買出しと料理と、主な洗濯、アイロン掛けは、昨日今日で片付けた。
前日、当日は包丁を使わない、と決める念の入れよう。
昼間、違う場所でグランドを借りる。
昨日と同じ取り組み。高音が全然響かないピアノ。苛々する。
本番がこういうピアノだったら?文句を言わずに弾け!と自分に言い聞かせる。
昨日も、今日も、1時間の終わり頃、そのピアノでの音の響かせ方が見えてきた気がする。
仕方ないけれど、本番はそういう訳にはいかない。一発目が重要!ってもう明日の一発目しかないけれど。
自分の演奏を聴きなおす。やはりまだ、メトロノームに合わせて弾きました感がひどい。
テンポを思い切り、わざと揺らす練習。
片手練、メロディーを追う練習。やっと右手のメロディーが頭の中で流れるようになる。遅い。遅すぎる。
片手だけで弾いて、メロディーを追う。片手で弾いて、もう片方のメロディーを歌う。
両手で弾いて、片方だけのメロディーを追う。両手で弾いて、両方のメロディーを同時に追う。
必死。うまく行く瞬間もある。というレベル。
夕方、整形外科へ。
痺れに関して、改善は見られるものの、手を使えば痛むし、痺れる。
痛み止めを減らす方向にもって行きたい、と言う先生。そうしたいけれど、首がしんどくて、取り敢えず今までと同じ量の処方をしてもらう。飲まなくても平気な時は飛ばす方向で。
帰宅後、お風呂に浸かる。
我慢できずに練習。ゆっくり練を主に。
とにかく自由に!好きなように!弾きたいように!メロディーを歌え。
テンポなんてどうてもいいから!不自然でもいいから!(良くないけどさ。)歌え。
どれだけ時間がかかってもいいから、両手を目視してから打鍵、の練習
弾きなおしポイントの確認。それぞれのポイントをいきなり弾けるか、の確認。
練習前、爪を切る。
切りすぎた…。特に親指!手荒れが結構酷いせいもあり、打鍵すると痛いんですけどっ。
一日半で少し伸びないかね?無理か。
1/9(日)
昼間、また違ったグランドを借りる。
前日はあまり練習をしない方が、という説を無視し、ここ2日間の取り組みを続行。
録音を聞きなおすと、メトロノームに合わせました感が、ほんの少~しだけ薄まっている。
メロディーがほんの少~しだけ、前に出てきている、箇所が増えた。
若干の改善の兆しは見えた。
全体的に、付け焼刃の取り組みが、どれくらい本番で出せるか、ですな。
3人のプロの演奏を聞きながら、生意気にも、この人のここの演奏が好き!ここはこの人のほうが好き!とか思う。
ということは、私の中に、はっきりしないながらも、弾きたい表現がある、ということだ。
それをきちんと先生に、口であれ演奏であれ、示すことがなかなかできなかったけれど。
練習後、美容院へ。
明らかに首に負担が掛かるので避けていたけれど、あまりにボサボサなので。
初めてのところだったけれど、今までの経験の中では、一番、首に負担の少ない美容院だった。
ナイス。
帰宅後、お風呂。
突如、緊張で震えだす。来た~。
ま、一切予兆がなくて、本番の舞台上で突如震えるより、今から震えておいた方が、覚悟が決まるけれど、ちと、本番終わるまで、長いなあ。
練習を軽めに、短く。
最後の方、こんな風に弾けたらいいな、という感覚になった、ところで打ち止め。
本番の一発勝負でいきなり、こんな風に弾けたらいいのにね。
明日、本番です。
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